人気ブログランキング | 話題のタグを見る
知識は問題集から覚える
問題集の使い方は、まずは実力で解いてみる。ただし、この段階での正答率の低さは気にしない。十分な科目の理解なしに、いきなり問題集に取り掛かっているのだから、正答できないのは当然だ。ここでは、むしろなぜ間違えたのか、解説をよく読みこんで、基本的知識の習得に努める。目標は二回目に解いたときの正答率九五%だ。そして間違えた問題には赤で×をつけておく。できれば、肢ごと、つまり五択であれば五つの選択肢があるわけであるから、それぞれの選択肢について、○×をつけておくのが望ましい。こうすることで、きめ細かく習得知識のチェックをすることができる。問題集は、実力を測るためではなく、知識を習得するためにやるものだ。したがって、なぜこんなに間違っているのかと反省する人もいるだろうが、その必要はない。初めてやるのだから間違って当たり前だ。むしろ、次回解いたときの九五%の正答率を目指し、何度でも繰り返すことが肝要だ。記憶というのは繰り返すことで定着していくものだ。

ちなみに、記憶力の個人差というのは確かにあるとは思うが、公務員試験に受かるか受からないかという点においては、それほど大きな影響があるとは思えない。問題集で言えば、3回解いて覚えようが、5回解いて覚えようが、どちらでもよい。記憶力の弱さに嘆く暇があったら、知識が定着するまで何回も繰り返すことが重要だ。

更新の励みになりますので、人気blogランキングに応援よろしくお願いします。
by kokuichi_goro | 2004-11-29 09:05 | 筆記試験(基本パターン)


<< ひととおり科目の大枠をつかんだ... おすすめ問題集 >>