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③の質問のポイントは、業務と関連しそうな「学んだこと」
③これまで何をしてきたのか?

この質問は、①②の発言を裏付ける意味である。つまり、口では立派なことを言えても、それを裏付ける行動力がなければ有言不実行となってしまう。これを見るには過去の行動を問うのが一番だからだ。

この質問も具体的に自分が学生時代を中心にやってきたことの中で一番印象的なことをエピソードを交えて語ることになるが、そのときポイントとなるのは、公務員の業務に役立ちそうな観点をその経験から学びました、ということを匂わすことである。たとえば高校時代に甲子園に出ました、というのは立派なエピソードではあってもそれだけではただの自慢話である。ただし、甲子園に出たことでライバルでもあるチームメイトとの協調性を学んだとか、継続的に努力することの大切さを思い知ったとか、そういうことが言えれば、公務員としても成功しそうだな、と思わせることができる。エピソード自体は何でもよい。むしろ大学時代に行政学を学んで行政に興味を持ちました、というのは当然すぎて面白くない。一見遠そうなエピソードほど聞く方は面白いであろう。ただし、嘘をつくわけにはいかないから難しいところだ。ちなみに、突っ込んで聞いてみれば嘘かどうかは聞く人が聞けばわかってしまうものなので、無理にエピソードを作らないことだ。平凡なエピソードをいかにうまく料理するかに知恵を絞った方がボロを出さないで済むだろう。

また、エピソードはせいぜい大学時代を中心に2~3年以内のものとすることだ。高校時代に甲子園に出たことをしゃべると、この人の人生のピークは高校生のときだったんだな、と思われて得策ではない。

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by kokuichi_goro | 2003-11-27 22:00 | 面接試験(基本)


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