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学習日記をつける
学習は時間ではなく、量で捉えるべきものだ。最終的には、どんな問題が出題されても大丈夫なように、各科目における出題範囲内のトピック・論点を全てつぶしておくことが目標である。そのためには絶対的な量をこなすことが必要。この絶対的な「量」を、できるだけ少ない「時間」でこなすことが効率的な勉強ということになる。効率性を高める一つのやり方が、勉強日記をつけるということだ。といっても、メモのようなものだと思ってもらって構わない。たとえばこんな感じ。

 ○月○日 憲3h⑮、民1.5h⑧、経1.5h⑤

憲法を三時間学習し十五問解いた、同じく民法を一時間半で八問解いた、経済を一時間半で五問解いた、という意味だ。もちろん、ただ解いただけではなく、わからなかった問題の解説を読んで理解・納得する時間まで含めて数えている。これを普段使っているスケジュール帳でもカレンダーでもいいから、書き込んでいく。これを続けていると、時々眺めると預金通帳の残高でも見ているような気分になってくる。それと、時間あたりに解ける問題集、すなわち効率性に気づく。時間をかけている割には問題数がはかどっていなかったり、午前中の早い時間ははかどる、とか発見があるはずである。学習日記は、自らの効率性の管理に役立つのである。大げさに言えば、公務員試験合格プロジェクトのプロデューサーになったつもりで、学習のマネジメントを行うのだ。少なくとも、気分だけでもそうありたい。
by kokuichi_goro | 2004-08-26 21:10 | 筆記試験(一日のリズム)


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